Actinoplanes missouriensisからβアルキル化を用いるII型ポリケタイド合成酵素システムを世界で初めて報告しました。

https://chemistry-europe.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/cbic.201800640

本論文内容のイラストがバックカバーに採用されました。

本論文はアスパラギン酸から亜硝酸を生産する特異な亜硝酸生合成経路の機能解析を通して、新たなdesferrioxamine誘導体を発見した研究について報告しています。

https://www.nature.com/articles/s41429-018-0088-1

ベンザスタチンの生合成経路の全体像を異種発現により明らかにしたのちに、生合成酵素一つ一つを試験管内で詳しく解析した結果、BezEと名付けたシトクロムP450がニトレン形成を介したユニークな環化反応を触媒していることを明らかにした論文です。

https://pubs.acs.org/doi/10.1021/jacs.8b02769

希少放線菌Actinoplanes missouriensisにおいて正常な胞子嚢形成に必須な写制御因子TcrAの機能解析を報告しています。TcrAは数多くの遺伝子の転写を制御するグローバルな転写制御因子ですが、その標的遺伝子群の同定に成功しました。胞子嚢の走査型電子顕微鏡写真が表紙を飾りました。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/mmi.13910

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