希少放線菌では、胞子嚢内に伸長した菌糸に隔壁が形成され、それによって生じたコンパートメントが成熟して胞子になります。その最終ステップにおいて、連鎖状につながった細胞が分断されますが、この際の細胞壁の分解には酵素が必要です。以前の研究でGsmAと名付けたグルコサミニダーゼを同定していましたが、今回、GsmAと協調して働くと考えられるアミダーゼAsmAを同定しました。
Journal of Bacteriology Volume 206 Issue 3 e00456-23
https://doi.org/10.1128/jb.00456-23