2月9-10日、毎年恒例のスキー旅行を開催しました。今年は勝山准教授と学生18名が参加しました。

放線菌の二次代謝産物であるニボマイシン(nybomycin)、ジアゾキノマイシン(diazoquinomycin)、ストレプトニグリン(streptonigrin)は、ジアミノフェノールを前駆体として生合成されると予想されてきましたが、その生合成機構は不明でした。今回、NybO、NybC、NybNの3つの酵素が、亜硝酸を利用して、3-ヒドロキシアントラニル酸(3-hydroxyanthranilic acid)の4位にアミノ基を導入することで、ジアミノフェノール骨格を合成していることを明らかにしました。二次代謝における新たな亜硝酸の利用法を明らかにした点で、重要な研究成果です。
https://chemistry-europe.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cbic.202500953
希少放線菌Actinoplanes missouriensisの胞子嚢形成過程では、胞子嚢内部の伸びた菌糸に隔壁が生じ、のちに成熟胞子となる細胞が形成されます。今回、この細胞の細胞表層に局在するタンパク質SspAが正常な胞子嚢形成に必須な機能を有していることがわかりました。SspA遺伝子の破壊株では、水中ですぐに崩壊する「脆弱胞子嚢」が形成されます。
https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/micro/10.1099/mic.0.001656#tab2
勝山准教授が東京大学酵素学研究室の宮永顕正准教授と共同で執筆した天然物の生合成における保護基の利用方法をまとめた総説がJournal of Natural Products誌に公開されました。
恒例の研究室OBOGを迎えての忘年会を、12月29日(月)に開催しました。
集合写真にはタイミングが合わなかった人もいます、、、。
2026年も、また集まりましょう!

卒業生の参加者:川崎 寿(1987学部)、山﨑 美佳(2003博士)、高野 雄治(2005修士)、古庄 康秀(2005修士)、西野 智則(2007博士)、白井 温子(2007博士)、丸島 和也(2009博士)、淡川 孝義(2010博士)、中田 直子(2010技術補佐)、横田 康介(2011修士)、安久都 卓哉(2016修士)、武田 弘毅(2018受託研究生)、漆間 功眞(2020学部)、堤 隼馬(2020博士)、堀内 真展(2021修士)、李 佳鳳(2021修士)、小川 友希(2022博士)、阪田 峻基(2024修士)、丸山 崇史(2025修士)、川合 誠司(2025博士)
昨年度、博士課程を早期修了(半年短縮)した川合誠司くんが、井上研究奨励賞を受賞しました。本賞は理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した37歳未満の研究者で、優れた博士論文を提出した若手研究者に対して送られるものです。受賞者は全国、全理系分野で40名と「狭き門」です。おめでとうございます!
