放線菌の二次代謝産物であるニボマイシン(nybomycin)、ジアゾキノマイシン(diazoquinomycin)、ストレプトニグリン(streptonigrin)は、ジアミノフェノールを前駆体として生合成されると予想されてきましたが、その生合成機構は不明でした。今回、NybO、NybC、NybNの3つの酵素が、亜硝酸を利用して、3-ヒドロキシアントラニル酸(3-hydroxyanthranilic acid)の4位にアミノ基を導入することで、ジアミノフェノール骨格を合成していることを明らかにしました。二次代謝における新たな亜硝酸の利用法を明らかにした点で、重要な研究成果です。
https://chemistry-europe.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cbic.202500953
